お客さんに「とりあえず連絡してみようかな」と思ってもらえるような存在になれたら
より人の食生活が豊かになる仕事をしたくて
大学では生物学を専攻していて、研究室では植物がなぜ海水で育てると枯れてしまうのかを研究していました。私の母が食の安全や健康にこだわる人だったのでもともと食に興味を持っていて、より人の食生活が豊かになる仕事をしたくて、食品系の会社で商品開発に携わりたいと思っていました。
でも就職先をあまりに絞ってしまうと難しいかなと思っていたところ、食品にも携われて、ITのことも新しく吸収できる企業ということでこの会社に興味を持ちました。プログラミングの経験はまったくなくて、パソコンも大学の授業でちょっと触ったことがある程度でしたけど、
入社を決めた一番の決め手は、自分をあまり飾らないで自然体で仕事をできそうな会社の雰囲気でした。
機械に任せてもっと人にしかできない仕事に人員を回す目的のプロジェクト
開発部を志望したのは、ITの知識がなかったのでなるべくいろんなことを経験して経験値をつけたいと思ったのと、何かを作ることで成果が見えやすいかなと思ったからです。開発部第2グループは工場とかの生産管理システムがメインになりますが、私は今RPAというプロジェクトに入っています。
お客さんとマルハニチロの業務で、ひたすらエクセルの情報を何かに転記したり、システムから落としてきたものをメールでいっぱい送信するといった事務作業がたくさんあるのですが、それを機械に任せてもっと人にしかできない仕事に人員を回す目的のプロジェクトになります。
分からないことは恥ずかしがらずに聞くこと
心がけているのは、分からないことは恥ずかしがらずに聞くことです。1年目は新人だからいいですけど、2年目になると後輩もできて、「聞いていいことかな?」というハードルも上がってきます(笑)。それでも分からないよりはいいですし、社内には優しい人が多くて何を聞いても絶対に答えてくれるし、
面倒くさがったりとか「自分で考えて」みたいな突き放し方をする人はいないので。とてもやりやすいです。あと最近は、面倒くさいことほど早く片付けることが大事だなと実感しています。2年目に入っていろいろ業務を任されるようになって、電話やメールしたりを溜めてしまうと先方にも迷惑がかかるし自分の作業も進まないので、
なるべく頼まれたときにやらないといけないなと思っています。
ようやく本当に入社できた感覚です
私たちが入社したときからコロナ禍になってしまって、研修はオンラインでした。4月1日に入社式に来て、パソコンを渡されて「じゃあ研修頑張ってね」って(笑)。約2カ月、自宅で週に5日、JAVAとかITの基礎を学びました。大学から勉強しててすごくできる人たちが、終業後に私たち初心者に教えてくれるようになって、
自然と仲良くなって友達もできました。研修が終わっても基本は在宅勤務でしたから、今年の4月から在宅勤務が週1日になって、ようやく本当に入社できた感覚です(笑)。今後は深くなくてもいいから広くいろんなシステムの知識をつけて、担当システムじゃなくてもお客さんに「とりあえず連絡してみようかな」と思ってもらえるような存在になれたらと思います。